冴えない自称進学校との付き合い方
これは大学進学を考えている自称進学校に入ってしまい不幸な思いをしてしまっている人の何か助けになればと思いこのブログを書いている。
まず前提として…自称進学校に入ることはおすすめしない。いないと思うがこれから高校進学を考えてる人でこれらの条件がすべからく合う高校は再検討することをおすすめする。
〇高校偏差値が60前後
〇塾に行かなくても難関大学に受かる!と豪語
〇推薦入試を避けさせる、専門なんて持っての他
〇謎に多い宿題
〇3年の終わりになっても授業内容が終わらない
〇文武両道
〇(地方の場合)国公立大学以外ありえない
自分は都市部に住んでいるので最後のものは当てはまらないがそれ以外はビンゴであった(;´д`)トホホ…
という訳でどうすればよいのかというと
自称進学校を信じてはいけないが利用しろ
というわけである。
まず最初の部分であるがこれはもう不幸にも在籍してしまった皆様ならおわかりでしょう。
3年の1月なのに日本史で室町時代やってるような学校だけで早慶どころかMARCH受かると思ってるのか??この野郎!?と怒鳴りつけたくなっちゃいますね。
または華々しく掲げた難関大学多数合格の文字は予備校に通い学校にそっぽ向いてせっせと勉強していた人間が稼いで作ったことを自称進学校の進路指導部はだんまり。
という訳で学校の言うことだけ聞いてやってたら学校が喧伝している大学に行くことは難しい。
ただし全く利用価値がない訳ではない。当たり前だが自称進学校は「成績がよく勉強をする意欲があるように見える者」には優しい。
なので例えば
「勉強したいのでぇ~空き教室貸してくれませんかぁ?あとこことここが分からないんですけどぉ〜❤」
などいうと教室を貸してくれるのはもちろんきもいほど親身に教えて貰えさらにテキストまで無料で貰えたりする。
これは周りがみんな勉強する上でライバル!のような本当の進学校ではなく先生だけ変に突っ走って実のところ大半の生徒は「大学行ければいいや〜とりまMARCH志望(笑)」のような人間が多いが故になせる技である。
もちろん先生の教え方はよりけりでありより好ましい先生に唾をつけ、ついでに意味もなく赤本を借りたりして進路担当にも媚を売っておくと理不尽な目に会うことは相当少なくなる。自称進学校流のリスクヘッジである。
色々と非効率だが向こうもおかしいなりに大学進学実績が欲しいのは確かなので貰えるものは貰って関係維持するのが良い。
そしてここまで大学進学を自分もすることを前提に書いていることに違和感を感じる人もいるかもしれない。自称進学校は進学校とついているだけあってこのブログや予備校などでも言われている「大学進学のセオリー」に脳死状態で従うのには実は最高の環境である。成績良ければ褒めてくれて自己肯定感爆上げできる。上手く付き合えば大学進学する分にはやはり悪くは無い環境なのだ。
しかしながらダイバーシティなんてものはない。なにそれお台場?である。
専門に行きたいと思っていた友達はずっと悩まされていた。受けなくてもいいセンター試験を受けさせられた。そんな光景もありえる。私自身も大学進学以外の選択肢は自分はないと思っていた。
自分は今大学生だから言えるのかもしれないが本当に賢い自称進学校との付き合い方は知らぬ間の視野が狭くなる井の中の蛙状態を自覚することかもしれない。実のところ、大学に行ってから大学進学することが拠り所だった自分に嫌気がさすのは自称進学校出身者あるあるである。