文明開化
こんにちはこんばんはつれつれです。
世の中、コロナウイルスの蔓延により衰退するものもあれば栄華を見る産業もあるのは明らかだ。
特にわかりやすいのがPC業界である。テレワークの否応なき普及により絶好調である。というわけで今回はPC業界の養分になってみた話である。
つれつれは元々小4からPCを触ってきたある程度PCネイティブといえる世代である。
アメーバピグとヤフーブログで足跡を残しネットリテラシーと性欲が生き甲斐の出会い厨のあり方を学んできたレベルである。
もちろん近年スマホの普及により触る機会は少なくなりプログラムやExcelのマクロに触れるレベルではないが嫌悪感はない。大学生になってからも去年までの講義でもWordやPowerPointはもちろんgoogleのスライドなどはグループワークでかなり利用した。WiFiのセットアップもよく頼まれた。
そんなところで来たのがこのオールオンライン時代である。通学に使う時間が無くなっていい反面問題が起きた。それは私のパソコンクソ過ぎない?問題である。
元はと言えば私が使っているノートPCは親が兄弟に買い与えたものである。ただ兄弟は学校指定モデルを買う必要が生じおこぼれを頂いた。
まあこれが割と割と文鎮であった。親が「i5相当ですよ!大容量ですよ!」と(騙されて)買ったPCは2017年モデル、CPUがAMDのAシリーズ、HDD1TB、メモリが8GBであった。i5相当にメモリ8GBならええやんと最初私も思っていました。
でもこれはのちにわかったのですが、
のび太並の頭脳の人間(クソCPU)に
無駄にデカいが使い勝手の悪い本棚(HDD)を与えて
まあまあでかい机(8GBのRAM)で勉強させるくらいのことであった。
まずCPUであるがcore i5相当であると言われいた。実際AMDなんて初め知らんかったしまあそんなものなのかなと思って接していたのだがどうも遅い。
30枚くらいのPowerPointを開くのに1分かかるの普通じゃないよね??と思い周りのおハイソマカー様たちを見ると秒で立ち上がるし、家にあった瀕死の老婆こと第2世代i5のパソコン(もちろんHDDオンリー)を見てもここまでは遅くない。
おっかしいなあと思って調べてみたところなんとこのモデル、同世代のceleron(インテルの下っ端、i5はノートPC用CPUなら中の上以上)と同じかそれ以下の性能しかなかった。
AMDならいいんじゃないの?という今の人の意見もあろうがそれは今のマクドナルドと60秒チャレンジとかいう意味不明な事をやっていた低迷期のマクドナルドを同列に「マクドナルドなら安牌じゃん」と同じくらい愚かである。このaシリーズはAMD暗黒時代といわれる時の産物らしい。
さらにこいつと組むのは今や主流のSSDなんぞではなくHDDオンリーであった。CPUも相まってでかいファイルを運用する気にもならず1TBは宝の持ち腐れである。
1度換装を考えてAmazonでc○ucialのSSDをリストに入れて張っていたのだが、どうも私の使っていたモデルはクソCPUにHDDなのに分解までめんどくさいらしい。
アメリカ人の改造している動画を見てこれは無理と思って諦めてしまった。
しかしこのPC、PowerPointもWordもストレスレスに動かないのであれば無論今使われているzoomなど快適に使えるわけが無い。
また私は所謂大人のゲームをやる人間なのだが全年齢対象に改造されない限りこれらのゲームはwindowsのOSのPCでしか動かない。よってPCはかなり大切だ。
大人のゲーム、又の名を18禁ゲーム(グロや倫理観の欠如も含めてやっているのでエロゲーとはあえて呼びない)はVRを利用するものを除くとフォートナイトやGTA5といった有名PCゲームと比べると著しく求められるスペックは低い。
グラフィックボード(映像出力のための機械)を内蔵のものと別に載せる必要も無い。言ってしまえば多くの場合は紙芝居であるからだ。
ただし多くのメーカー様が最低スペックとして要求するCore i3の要件も私のPCは満たしておらず、事実フルスクリーンで遊ぼうとするとフリーズしてしまう。好きなゲームの美麗なイラストをフルスクリーンで楽しめないなんて正直いって作り手に申し訳なさ過ぎて自害である。これは10年前のゲームで遊んだときでさえこうであり、最近の演出に凝った高価格帯のゲームではそもそも普通に遊ぶことさえきびしいだろう。
そこで本題であるPC買い替えにやっと決心が着いた。
ここからの私はいつものオタクロードを突っ走った。普通なら価格comでそれっぽいのを適当に見て30分くらいで決めるのかもしれないが変に熱が入ってしまった。
1週間弱PCに関する様々なYouTube動画を拝見し提灯記事ではなさそうなレビューを探し回った。
結果としてできた条件はこれである
○予算は送料消費税込5-6万
○OSはもちろんwin10 home. Macは予算以前に大人のゲームが出来ないので論外。
○第8世代以降のcore i5もしくは同等性能のCPU
○256GB SSDかそれ以上
○メモリは8GB
○ゲームのグラフィック鑑賞のためfull HD, IPS液晶
○できれば14型
○sdカードのポートがある
○講義の始まる5月後半までに納入
これは今の割とスタンダートなノートPCの構成だと思うのだが予算故に自ずとメーカーは安いlenovo, dell, HPの3社に限られた。コロナウイルスの影響もありなかなか安売りされることはなかった(だからこの時期に買うのは養分なのである)
ただ粘っていたらhpがAmazonで53000円で全てを満たすモデルをタイムセールで出していたので即決した。5万円はバイト代から出すとしてギリ許容範囲だ。
本当は1ヶ月後に届く予定がhpが頑張って注文から10日で届いた。
結局選んだのは2度目の正直ということでAMDのRYZEN5 3500u搭載モデルである。Core i5詐欺に間接的に被害を蒙った私としてはAMDイケイケ時代に逆行しようがAMDではなくintel coreシリーズにすべきか迷った。
しかしこのRYZEN、ご存知の通り動画編集といったインテルと至って親和性の高いソフトを除き現行i5と遜色ないパフォーマンスがあることは間違いないらしい。
また現実としてi5かつ上の全ての条件を満たすものは送料込6万前半まででは当時なかった。TN液晶や128GBのssd、メモリ4GBのもの、納期は3ヶ月後なら辛うじてあったが犠牲が大きすぎる。
納期が1か月程度で条件を全て満たすi5搭載ノートPCは7万円からが正味であった。
しかしRYZEN5は5万前半から条件に当てはまるものがちらほらあったのが大きい。これで1-2年使い続けてCPUが無能故にダメになったら二度とAMD製品など使ってやるもんか。
まあ届いて数日、すべての動作が快適で本当に江戸時代から令和へタイムスリップしたようだ。まともなスペックのPCは人権である。
グラフィックが凄いと持て囃されていて重いだろうなあと思いダウンロード権だけ買ってダウンロードしていなかった大人のゲームも落としたがこれもなんの支障もない。TN液晶andHD画質しかもフルスクリーンでない画面とは大違いである美麗なグラフィックも楽しめる。
しいていうなら光学ドライブがないモデルなのでちと昔の大人のゲームをやるにはめんどくさい。さっそく外付けドライブはポチッた。
にしても1台ライセンス認証の大人のゲームをすべてアンインストールするのはなかなかめんどくさかった。もしかしたら1個くらいアンインストールしてないものがあるかもしれない。
ともあれ何とか快適なPC環境を得られたつれつれである。5万円でここまで快適になるならコロナ前にさっさと投資しておくべきだった。
また今回色々調べていて例え文系大学生のノートPCであろうと確かな知識を持つことに越したことがないことは自覚した。
例えば価格com見ていてnecや富士通のOffice付きノートPCが8万円後半程度で売られておりその内訳を見ると
○CPU celeronの低電力モデル
○4GBメモリ
○500GB HDD
と私が文鎮と称したパソコンと変わりないスペックでこれである。もちろんOfficeがあるので2万程度引いて考えても私のノートPCにメモリを増設してトントンくらいのレベルのものが買える。これは家電量販店だとさらに二万弱高くなるのは某店のサイトを見て「はぁしょうもな」と引き返した身的には明確だ。
サポートにおいて不安があるというのは最もである。しかし大半の外資系PCメーカーは最近は日本人オペレーターを設置してるし、あーいうのは大手メーカーでも結局押しである。(引くとなあなあで済まされ元々受けられるサービスさえうけられなくなる。)
何より上にあるスペックのものを買えばサポート以前にキーボードをクラッシュしかねないいらつきで結局買い換えるのは間違いなく結局のところ課金して安心のMacBook AirかSurface Pro, Laptopをかうか、Amazonと価格com、メーカー直販をストーカーして快適動作のパソコンを安く買うかが安牌ぽくはある。